雄大な大自然を満喫できるカナダ。その中でもアルバータ州は緑豊かな山々と、宝石のような湖カナディアンロッキーを擁し、もっとも広大で美しい所と言えるだろう。

そのアルバータ州の州都エドモントンは、200年の歴史を持つカナダの5大都市のひとつである。この都市を訪れる観光客はこの都市の空間の広さに開放感を覚えるという。市民は親切で、5大都市の中でも最も親切であると言われている。

 1875年Hudson's bay companyがネイティブカナディアンのCreek族とBlack foot族と毛皮や生活用品の物々交換をはじめたことからエドモントンの歴史は始まった。このようなネイティブカナディアンとの交易によって、北方や太平洋方面への開拓の要衝として脚光を浴びた。その後、北方のクロンダイク川の金鉱の発見をきっかけとしたゴールドラッシュを経て、エドモントンは飛躍的な発展を遂げた。

 また、東西南北の交通の拠点としても重要な役割を果たし、カナダ大陸横断鉄道の経由地となった。1940年代後半にアルバータ州各地で油田が発見されたことにより、飛躍的に近代都市へと発展した。現在でも国内産油量の80%を占めている。

 アルバータ州のエドモントンは100万都市となりつつある。石油発見以来、エドモントンは堅実に成長してきた。現在の経済成長率は4.1%で国内最高であり、今後も発展が期待されている。エドモントンはアルバータ州の州都であり、なおかつカナダの5大都市であるにもかかわらず、北米では人口密度が最も低い都市のひとつである。North Saskachewan Riverをはさんで南側は、閑静な住宅街、アルバータ大学、公園があり、北側にはオフィスビルの立ち並ぶダウンタウンがある。エドモントンはカナダの中でも人口一人あたりの公園面積がもっとも広い。市民は夏にゴルフやピクニックなどを楽しみ、冬にはスキー、スノーモービルなどを楽しんでいる。

 エドモントンの四季を大まかに分けると、春は4月から6月、夏は7月と8月(15度から35度)、秋は9月から10月、冬は11月から3月(−5度から−35度)である。

エドモントンを州都とするアルバータ州はロッキー山脈の観光産業、大平原での農業と牧畜業、林業が盛んで、鉱物資源、豊富な石油と天然資源を誇っている。豊富な石油のおかげで、アルバータ州の財政は最も安定しており、カナダでは唯一州政府の税金がなく、人件費が安いため北米の多くの会社がエドモントンを拠点としている。

 エドモントンは北米で最も教育水準の高い都市として有名で、著名な教授の集まる教育先進都市である。アルバータ州立大学の工学部、薬学部、医学部は北米の大学の中でも上位にあり、また英語研修プログラムの質も高い。

 エドモントンはカナダの「フェスティバルシティー」と呼ばれるほど催し物の多い都市である。また、世界最大級のショッピングセンターであるウエストエドモントンモールや名所の植物園、原住民西部博物館を目当てに多くの観光客が訪れる。

 交易地からゴールドラッシュブーム、石油ブームを経て、劇的な変化を繰り返してきたエドモントン・・・・・・・・豊かさと素朴さの両面を持ち、平和と楽しさと親切さに満ちた都市。エドモントンは過去と現在が見事に調和した都市である。